まるで体調チェックするかのような一言が大事
ある女の子は、ある男性が大好きでした。彼は職場での先輩。独身ということは知っていますが、どんな休日を過ごしているかとか、私服がどんなかんじだとか、趣味はどういうのがあるかとか、ましてやどんな性癖があるかなどは全く知らないのです。なのに「大好き」だと心から思っているのです。もちろん、二人でデートをしたこともありません。ましてや、二人きりで昼食を食べにいくなんてことも経験していません。こんな状況を聞くとこう想像してしまいます。
「あ、めちゃくちゃルックスが好みなんだな」。しかし、違うのです。彼女はあるバンドのボーカルが大好き。そのボーカルと大好きな先輩のルックスを比べると、ほとんど共通点がありません。ですから、ルックスから大好きだと言っているわけじゃないのです。しかし、ここで謎は深まるばかりです。「そんな接触もないのに、ルックスだってめちゃくちゃ好みじゃないのに、でも、大好きってどういうこと?」その謎はシンプルなものでした。
その先輩は、毎日彼女にこう声を掛けてくれたのでした。「おーす、元気か?」ただこれだけです。たまには、こういうこともあります。「なんか表情がパっとしないな。元気出せよ」毎日のこの一言だけで彼女は先輩のことが大好きになったのです。こう事実だけ述べると変なかんじになりますが、本人の状況を考えると納得してしまいます。
「毎日、自分の様子を見てくれる優しくて明るい人」なのです。そして、それは単調な社交辞令ではありません。寝不足で元気がないときはきちんと察してそれに見合った一言をくれるのです。「なんか元気ないじゃないか」まるで自分の体調チェックをしてくれているかのような錯覚。こんな人が身近にいたら好きになってしまうのは当たり前かもしれません。
男性側からしても、これは使えます。相手の体調を気遣う一言を毎日言えばいいのです。これが恋愛に発展するんだったら実行しない理由はないでしょう。